2009年01月14日

ポルトガル伝来の【遡及入力・9/18-19】


 リスボンで出会った日本料理、じゃないけど、まるで日本料理かのようなポルトガル料理。まだまだあったよ。

 一番のお気に入りになったのが、豚肉とアサリの炒め物、という料理。
 シンプルに、塩と、ちょっとこ香草っぽいのだけで、豚肉とアサリを炒めました、それだけよ、ていう。それに、オレンジが付いてたり、サイコロ状の芋が混じってたりはする。
 これが、実に美味い。
 塩っ気と、豚の脂っ気と、アサリのダシっ気と、その汁れにたまにお芋を浸して食べる。

 実に美味い。
 正直、誰も見てなかったら、皿を手でひっつかんでその汁をぐびぐび飲み干したいくらい、美味い。

 白状すると、2晩続けて注文したくらいに、気に入ってしまったよ。

 帰国したら、パクって江上料理として作ったろう、と誓った。未だ実現してないけど。

 あれは、お定まりポルトガル料理、なのかしら。
 名前があるのかしら。

posted by 200809eu at 20:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どっちのリスボン・ショー 【遡及入力・9/17】


 9/17

 この日のランチは、会議会場近くのレストランにみんなで押しかけてって、いただく、というもの。で、そのランチのメニューには2種類あって、「肉料理」か「魚料理」かのどちらかを選べます。用紙にどちらがいいか○付けして、朝のうちに提出してください、とのこと。

 肉か、魚か、どっち?

 それだけで選ぶのは難しいよなあ、と思いながら、見知らぬ国の見知らぬ町の、見知らぬレストランの伏せられたメニューなわけだから、魚料理のほうがハズレたときのリスクが大きかろうな、と、お肉を申請。

 出てきた料理。

 (たぶん)豚肉の耳といい、足といい、皮といい、軟骨といいが、薄手のダシでふにゃふにゃに煮られて、それが、芋とか豆とか温野菜とかとまぜこぜになって、でっかい皿のうえにどっさぁと盛られている、ていう。

 ・・・ゲップが。

 日本からキマシタの江上のみならず、同席した各国の司書の人も、北米の人といい、中欧の人といい、こ、これは・・・という苦笑の表情。同じ西洋の方でもリアクションいっしょですか、そうですか、”土地の料理”っうのはなかなかに難しいものですね(笑)。

 のちに判ったことなのですが、この料理、代表的なポルトガル料理らしく、どれほどの代表かと申しますと、かの黄色い表紙でおなじみ皆様の「地球の歩き方」によれば、ポルトガルの料理一覧コーナー・肉料理ページの、堂々トップに鎮座ましましてるという。アメリカでいうとハンバーガー、イタリアでいうとマルゲリータピッツァ、それがポルトガルでいうとこのコジード・ア・ポルトゲーザ、という。

 で。
 実はそれなりにうまかった(笑)。
 いや、ダシがね、なんとなく和風に似た味付けでしたよ。
 量がしんどかったのでだいぶ残しましたけど。

 ちなみに魚料理は。

 イカの塩焼きがどっさぁ。

 そっちもまた和風?(笑)

 なんか、イワシといい、ポルトガル料理と日本料理って似てる?

posted by 200809eu at 20:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネイティブ・カフェへ行こう。【遡及入力・9/17】

 
 9/17

 一週間弱しかない旅程で、上手く旅情を味わいたい。
 それには、テンポアップで早めに、地元慣れしたかのような行動をとるという冒険に出てみるのがよいのですよ。

 というわけで、3日目の朝にして、町のネイティブなカフェで、ネイティブなエスプレッソを注文してみたよ。
 エスプレッソを、カウンター越しに注文して、その場でお金払って、その場でくぃっと立ち呑みして、ぷぃっと帰るという、トータリー・ネイティブなパターン。

 冒険とはいえ、やや余裕気味の鼻唄まじりで臨むよ。
 余裕のワケその1。昨日の紳士(http://200809eu.seesaa.net/article/106699707.html)の振る舞いを横目で見てたので、あんな感じにしてりゃいいんだな、というのをすでに心得ておる。
 余裕のワケその2。この土地のエスプレッソなんか大して高くもない(たぶん1ユーロもしない)ので、支払いに焦る必要がない。
 余裕のワケその3。リスボンの人みんな優しい。イージー。(註:×。言うなら、カインド)

 そんな、ある程度根拠のある余裕状態で、会議会場近くの、おもっきし大衆大衆したカフェに突入。
 カウンターにはお客がそれなりに立ち並び、内では若いおにいさんがせかせか動いておられる。テーブル席ではひげもじゃのおっちゃんがだらだらと新聞を見ておられる。
 カウンター内のおにいさんに声をかけて、エスプレッソを注文して、届いたところにコインを出すと、おつりがくる。ついでにショーケースのジャムドーナツ的なのをもらってみる。

 ・・・・・・もう、ぶっちぎりで余裕。
 どんだけ余裕かっていうと、↑もはやどういう手順でどういうことを自分がやったかも、いまとなってはまったく思い出せない(笑)くらいに、すこぶる自然な振る舞いだったという。

 せっかくなのでテーブル席に陣取って、今日の分のプログラムなんか眺めたりして、ほっこりとしたひと時を過ごすよ。

 善哉、リスボン。(←簡単なやつ(笑))


 但し、こういう振る舞いをして、だだすべりすることもある(註:4年前のオランダ)ので、注意。

posted by 200809eu at 19:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月07日

ファドとは何か【遡及入力・9/17】

 9/17

 ポルトガルには、伝統大衆芸能としての歌謡曲・ファドというものがあるらしい。
 人生の哀しみや喜びを、切々と歌い上げる、主に酒場で、ライブで、ギター伴奏とかで、ていう。主に中年女性が。
 そのファドを聴きながらの懇親ディナーが、さる会議後に行なわれたのですよ。

 ところで、ポルトガルにしろスペインにしろ、南欧の時間割編成というのはちょっとしんどいところがあって、お昼休みをゆっくりとる、場合によっては昼寝をとる、そのかわり午後の仕事が遅い、終わるのも遅い、必然的に晩御飯も遅くなる。ということで、今回のこの懇親ディナーも夜8時半から始まったですよ。終わったの12時でしたよ。時差ボケには向かない時間割。

 その8時半に、リスボン市中のとある路地裏の、だいぶネイティブに近いお店にみなさん集まったのだけど、まずその路地裏の店を探すのにひと苦労ですよね。地図もなんかこうぼんやりしてるし、通り名もちゃんとはわかんないし。
 でも、こんだけの路地裏なんだったら、さぞかしネイティブなファドなんだろうな、という期待も抱きますよ。

 食事は。チョリソーのスライス。キャベツの細切りのスープ。棒だらとポテトと卵をスクランブルしたの。赤ワインたっぷり。どれもポルトガル料理ですよ。

 で、どんなファドだったかというと。
 もっと哀しい歌一辺倒で終わるのかなとか思ってたら、わりと陽気だったりノリノリだったり癒し系だったりした。ポルトガル語はいっさいわかんないんだけど、聴いた印象でいえば、お嬢さん若いうちはいい恋をしなさい的なのとか、岬に立って空を仰げば父の舟を思い出す的なのとか、汚れちまった哀しみに今日も嵐が吹き荒れる的なの(←なんだこれ(笑))とか。
 歌い手の人も複数人いて、ベテランっぽい小太りのおばちゃんだけじゃなくて、若くしてこの世界に入り立ての修行中の身の上でベテランのおばちゃんに尻を叩かれてそうな峰富士子とか、昔プレイボーイで鳴らしたと思しきが10年くらいしてさすがにちょっとくたびれてきたかのようなジャケット姿の渡部篤郎とか、荒井注ご本人(註:ご本人なわけない)とか、そういうファミリー楽団みたいな感じのグループになってて、あるひとりの歌い手がレストラン中央で歌ってたかと思ったら、その2番を、別の歌い手が歌いながら下手から登場する、というような、アットホームなのか気を抜いた演出なのか、ある意味斬新なライブだったよ。
 ある意味の斬新さ、で堪能した。

 ひと通り歌い終わって、お開きなのかなと思ったら、私たちのCDを1枚何ユーロで買ってください、ていう販促が始まって、どうもその売り上げが芳しくなかったためか、しばらくして、じゃあもう一度って、ライブの延長戦が始まったりした。そんな感じだった。

 これはほんとにもう一度、ちゃんと来てちゃんと聴かなあかんな、と思うた。

posted by 200809eu at 22:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

第1夕食をとってみる。【遡及入力・9/16】

 9/16

 会議の懇親会がスナック的な感じだったので、ホテルには戻ったものの、呑み足りない・食べ足りないというあれで、すぐお隣にある簡単な食事処みたいなところに入ってみたよ。レストランとは書いてあるけど、だいぶカジュアル、いやむしろ大衆でデイリーな感じで、内装やイス机もかなり安っぽい。ホテルに隣接していて各国メニューもあるけど、地元のおっちゃん的な人もたくさん座っている感じ。
 で、かねてよりポルトガル料理として知られるときいていた”いわしの塩焼き”を注文してみたよ。

 出てきたよ。
 ・・・・・・うん、いわしの塩焼きだねえ(笑)。

 食べてみた。
 いやあ、吉田の節分だねえ(笑)。
 (参照:http://egamidaylg.exblog.jp/1915570/、ただしこれは鮎)

 満を持して、というより、何の身構えもなく、5尾のいわしにとりかかるよ。
 ただ、使ってるのがだいぶ大粒の岩塩かなんかのようで、かなりしょっぱい。食べてると、くちびるがヒリヒリし出してくるほどに。
 しかも、どう考えたってごはんが食べたくなる逸品なのに、目の前にあるのはパンとチーズ。でも、しょっぱくてしょうがないので、手を出さざるを得なくなる。
 そして何より、ナイフとフォークで丸焼きのいわしを食さなければならない。しんどいですよねこれは。箸持ってこいよ、て思うよね。でも、シアトルの小粋なバー的なところなんかとちがって(参照:http://hvuday.seesaa.net/article/78956034.html)、ここでそれを言っても十中八九ムリだろう、とはなっからあきらめて、ナイフとフォークでとりかかっているよ。そしたらえらくしたもんで、4尾目くらいになるとするっと背骨を取り外せる感じになってきた。このへん、アマルフィで太刀魚の塩焼きをナイフとフォークで食わされた時(参照:http://europeday4.exblog.jp/4356807/、あれ、アマルフィの太刀魚の話はあげてなかったんだ)とはだいぶちがってたよ。

 ただまあ、こんなみっともない悪戦苦闘しながら魚をむしゃぶってる姿なんか、絶対に知人に見られたくないよね。

 と思ってたら、返り際、同じ会議参加者の人が店内にいるのに気付いたよ。
posted by 200809eu at 14:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会場へ向かうの続き【遡及入力・9/16】

 9/16

 リスボンの中心街から西へ3-4kmほどの、会場へ向かうよ。
 海沿い(註:川沿い)の道路を走る市電に乗って、向かうよ。

 市内のバス・地下鉄・市電等をすべて一括して乗り降りできる、ICチップ入り紙カードを、地下鉄の駅とかで買ってデポジットできるようになっていて、それを買うと、例えば地下鉄1.40ユーロの初乗りが79セントになるという、のは、江上のポルトガル語推理能力が誤ってるかもしれないので眉唾なんだけど、いずれにしろ、カンベンに乗り降りできる利点は旅行者にとってまずまずの益なので、来る途中に買っておこうとしてた。

 ・・・買い方がかなり意味不明。
 自動販売機大国ニッポンの江上を持ってしても、そのシステムが一向に見えてこないよ。

 ネイティブの人が、別の外来者に、英語交じりのポルトガル語で説明しているのを横で立ち聞きして、半信半疑で買っておいた。

 のを、ホームにえっちらおっちらやってきた15番市電に乗り込んで、車内にある黄色いイクイプメントにかざしてみた。

 ・・・赤いランプとブザー(間違いバージョン)。

 この、約3両分編成の市電には4人の車掌が乗ってて(註:車掌かと思ってたんだけど、どうもあとから思うに、検札だったんじゃなかろうか)、最初の車掌(註:たぶん検札だって)が持ってるハンディターミナルでチェック→エラー。次の車掌(註:検札)、彼女はもうすでに3人分くらいのカードでエラーを出しててうんざりしてはったんだけど、チェック→エラー。
 結果。特に何もなくそのまま乗り続ける。

 ま、こういうこともあるよリスボン。

 と、アクシデントに慣れきった風を装いながら市電に揺られているよ。

 ・・・・・・・・・止まった。

 ・・・車掌(註:ほんとに検札?)が道路に降りていく。
 運転手も道路に降りようとする。
 運転手がポルトガル語でなんやかんやなんやと言う。
 数人がぱたぱたと降りる。
 それを見て周りの数人が、え、降りるの?的なあいまいな顔つきで、そろそろと降りる。
 そうこうしていると人数がだいぶ減ったので、あ、これ、降りる流れなんだな、と納得した残りの人たち(自分含む)が、わさわさと降りる。

 どうやら、江上の乗ってたののひとつ前を走ってた市電が、なんらかのトラブルでストップしてしまったらしい、だいぶ年季の入った車両ではあったし。こういうとき、市電というやつはやっかい極まりなくて、1台が立ち往生してしまうと、その後に続く車両すべてが動けなくなってしまう、ていう。

 ここの市電は、乗り場を市バスと共有しているパターンのだったので、ひとつ前の乗り場駅、これは歩いてすぐだったんだけど、そこまで行って、次のバスを待つことになったよ。
 そしたら、次の市電が来て、お客を乗せたまま駅を出発しはった。もちろん、そのお客らもじきに歩いてここまで来なきゃならん運命なんだけど、運転士・乗客ともどもそんなことはつゆも知らぬわけで、その駅にわんさと群れていた我々全員、”・・・かわいそうに(笑)”、という生暖かい視線を無遠慮に注いでいたよ。
 
 市バスで、会議会場近くまでたどりついたよ。
 会議会場がわかりにくくて、30分くらい探してたような気がする。
 途中で、パリの人やロンドンの人に会わなかったら、どうなってたかわかんない。

 で、会議については、オフィシャルな感じになるので、スキップ。

 ちなみに、朝買ったデポジット式のカードはその後うまいこと使えはしたのだけど、この後、毎日のように2ユーロづつ追加入金する感じになったよ。
 そして、ということは即ち、わりとバスとか市電とかにちょくちょく乗る感じになってたということ。タクシーのお安い土地柄とはきいていたものの、初めての街を手っ取り早く身近に感じるのって、やっぱ、バスとかですな。

posted by 200809eu at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

そして、次の旅路へ

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posted by 200809eu at 11:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

解説

 通信料が怖いとか写真添付が勇気とかいうのは、ケータイからメールで投稿していたためですよ。

 1000文字まで50円とおっしゃってた。
 写真は、わからん。
 
 いま、これを打ってる前で、おばちゃんが公衆電話を使ったあとで、江上に向かって”えすくーじ”って謝らはった。何をどう謝らはったのかはいっさい不明。



 さ、帰るかの。

 
posted by 200809eu at 19:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パリ空港の人々

パリ市中へ向かう鉄道の駅に、ふらりと来てしまった。


乗ってしまいたい
乗ってしまいたい
乗ってしまいたい


そんな度胸もない自分。
posted by 200809eu at 19:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リスボン空港にいるよ

帰りたくないよね。

帰りたくないていうか、仕事したくないよね。

仕事で来てたんだけど(笑)

今回の旅で獲得したもの。
たくさんの名刺と面識。
来年までの課題。
時差ボケへのあきらめ。新しい料理のアイデア。エスプレッソは美味いという、自分のコーヒー歴をがっさり塗りかえそうなコペルニクス的経験。


さようなら、リスボン。江上はリスボンをそれなりに愛しました。

またいつか。
posted by 200809eu at 15:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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